何気ない気遣い
米大リーグで大活躍中の大谷翔平選手。160キロ超のストレートをバンバン投げ込み、キレっキレのスライダーでバッターを手玉に取る。かたやバットを握らせれば特大ホームランを量産。パワーが半端ない。ただただ凄いとしか言いようがないですよね。
そんな彼が、グラウンドやベンチに落ちているゴミをそっと拾ってポケットにしまう姿は、アメリカでもちょっとした話題になりました。
“ゴミを拾う”って意外と難しい
“落ちているゴミを拾う”って案外難しいんですよね。
やることは簡単で、腰を落としてゴミを拾うだけ。ほんの数秒の事なのに、なかなかできない。しかも、やっていることは良い事のはずなのに何故か周りの目を気にしてしまいませんか? 町内会のゴミ拾いだと、みんなでワイワイガヤガヤできるはずなのに、不思議なものです。
- 汚いイメージから手が出せない
- 拾った後の処理に困るから
- ゴミが落ちていることに気が付かない
- “ゴミは拾うべき”の意識がない
ゴミが落ちていることに気が付かない。”本来拾うべきもの”なのに見過ごしてしまう。
これが意外と大きな理由なのだと思います。もし「お金」が落ちていたのなら、広範囲で気が付きますから..
チャンスを掴む人
ゴミは見逃してしまうけど、お金は見逃さない。それは「ゴミを拾っても得にならない」という意識が働いているからです。
もし、ゴミのように些細なものと思っていたものが、実は人生を変えるほどの大きなチャンスだったとしたら.. 実にもったいない話です。
何かを成し遂げる人は、大抵の人が「些細なもの」と捉えていることにも注意を払い、拾い続けて自分の糧にする人なのかもしれませんね。そして、チャンスが回ってきたら確実に自分のものにする人なのでしょう。
チャンスは必ず回ってくる
チャンスは誰にでも必ず回ってくるものだと、私は信じています。(じゃないとやってられません)
ただ、チャンスはそう簡単には回ってこない。もしかしたら既に回ってきているが、それに気づかずに逃してしまっているのかもしれません。だからこそ、人はチャンスを掴む確率を上げるために日々努力をしなければならない。これが人生そのものなのかもしれません。
ものすごく壮大な話ですが、だからこそ人生を歩む価値があるのだと信じて、毎日を有意義に過ごしていきましょう。
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