スクワットで鍛える筋肉
スクワットは自宅でも簡単にできる自重トレです。全身運動として効果的なトレーニングで、特に下半身全体を鍛えることができます。下半身の筋肉である大腿四頭筋(ダイタイシトウキン)や大臀筋(ダイデンキン)は、数ある筋肉の中でも大きい筋肉です。大きな筋肉を鍛えるということはそれだけカロリーの消費も大きく、また筋肉量が増えると、安静時のエネルギー消費も大きくなり、太りにくい体になっていきます。ぜひ積極的に取り組んでいきましょう。
- 大腿四頭筋(ダイタイシトウキン)
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太ももの前の筋肉になります。立ち上がったり、歩いたりする際に重要な働きをします。年齢が増しても不自由なく歩ける体を作るためには、鍛えておいて損はありません。
- 大臀筋(ダイデンキン)
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お尻の筋肉です。鍛えることでキュっと引き締まったお尻を手に入れます。
- ハムストリング
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太ももの後ろの筋肉になります。特にスポーツ競技をされている方はジャンプ力や加速力の向上に繋がります。
スクワットをやってみよう
それではスクワットをやってみましょう。決して無理はせずに正しいフォームで行うことを意識して取り組んでいきましょう。無理に進めると、膝や腰を痛めてしまいます。特に膝に違和感を感じる場合には絶対に無理をしないことです。
フォーム
- スクワットのやり方
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- 足を肩幅くらいに開く。つま先は少し外側に向ける。
- お尻を後ろに突き出すように腰を落とす。
- 膝がつま先より前に出ないように注意しながら腰を落とす。膝とお尻が同じくらいの位置になるように。(太ももが床と平行になるくらいまで)
- 背中をまっすぐに保ち、お腹に力を入れて体を安定させる。
- かかとに重心を置いてゆっくりと立ち上がる。
- ポイント
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- 初めは膝を90°以上曲げる必要はありません。膝に痛みを感じたら無理をしないこと。浅く腰を落とすスクワットから始めましょう。
- かかとが浮かないように。しっかりと床につけて行いましょう。
- ゆっくりとした動作で行いましょう。脚に効いてるな!と感じながら行います。
- 手の位置ですが、体の前で組んでみたり前に伸ばしたり、頭の上で組んだりしてみて一番やりやすい方法を取りましょう。
回数設定
まずは10回を3セット。これを目標に進めて行きましょう。くどいようですが無理はしない。特に膝に違和感が出たら一旦ストップです。
強弱の付け方
通常のスクワットがあまりに厳しい場合(1回,2回やるのがやっと)には、無理をせずに軽めのスクワットから始めましょう。椅子に座った状態からスタートしたり、椅子の背もたれを支えにして行うことで負荷が軽くなります。
椅子に座った状態からスタート
椅子を支えにして行う
まとめ
スクワットは下半身の大きな筋肉をフル稼働させますので、エネルギー消費も大きく、筋肉をつけるのと同時にダイエットに適しています。多少ハードなトレーニングになりますが、無理をせずに行いましょう。
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